かけがえのない時間でした〜9月20日東京ライブ〜

20日のライブ、お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。

ライブも元々の予定をそんなに立ててない上に、イベントもライブもこのところキャンセルになっていたので本当に久しぶり。

リハーサルでメンバーの奏でる音の中で歌っただけで、なんというか久しぶりに音のエネルギーの中にそこに居られることが喜びでした。音は見えないけど、ひと、人間が出すエネルギーが音になるってことに感動してしまった。その場所がとても心地良くて、HOME・・家に帰ってきたって感じだったな。音の世界・・暖かくて気持ちよくって懐かしかった。

大好きな音楽っていう世界っていうのもあるけど、もっと深い、なんていうのかな、人との繋がりっていうのかな、きっとこういうのに飢えていたんだろうね。今まではこんなこと、ここまでの深さを感じたことなかったな。

ライブ中

「音楽は愛だからその波に乗るだけでいい」

という言葉を何度も思い出しました。何度もね。その通りだったもん。

ここのところ、数ヶ月悶々とした暮らしをしてました。

日本では情報が制限されているから感じてない人が多いのかもしれないけど、世界を見るともう戦争状態です。日本でも戦時中に起こってたことがまさに起こっている。

狂っていく社会に「自分の生きている間にこんなことが起こるなんて思ってなかった・・」と認めたくない気持ち、葛藤。そして憤り。特に馬鹿な大人の犠牲になっている子供たちのことを聞くたびに怒りが出てくるし、その社会に世界に対して私はどう生きていったらいいのだろうか、何ができるのだろうか・・・などなど、頭ぐるぐる悶々そんな数ヶ月でした。

でもある時「これは戦争なんだ」と腹を括ると少しずつ自分のやることが見えてきました。そして、何よりも身体も心ももっと強くならなくっちゃな、まず自分が!

今までの自分ではなく、自分がバージョンアップしなければならないのだなと思ったわけです。

パソコンのバージョンアップと同じですね。

今までの平和な自由な世の中で生きてきた同じ自分を変えなければ、これからもまだ続くだろうコントロールされた社会生活では心が悲鳴をあげちゃう。もっと強くなったバージョンアップした自分にならなくっちゃなって。

それは私だけでなく、2年前には予想だにしなかった今の時代を生きるみんなそうでしょう。

Be Happy!を歌う前にそのお話をして、みんなでバージョンアップしようねって思いを込めて歌いました。

そう、みんなでバージョンアップして、みんなでBe Happy!なのだ。

そして、次に会う時までみんな体も心も元気でいようねって約束して終わりました。

夢のように幸せな時間でした。

愛いっぱいの音の中で歌えて、みんなでそのエネルギーを一緒に感じられたなんてね。

これが生きているってことを実感できる体験だよね。

人と人が繋がってるって感じること。

それが気持ちいいなあって感じること。

次は12月25日の大阪ライブ、東京は未定ですが来年かな。

まだまだ一波乱、二波乱起きてもおかしくない社会ですが、あのみんなでバージョンアップしたエネルギーを思い出して生きていきましょう。同じ時代を生きる私たちはみんな同士だもん。

記念写真

野口久和 (piano) 佐瀬正(bass) Jun Saito(drums)

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